第 20 回 2024年,令和6年 ダイナミックスケジュール開催について



この企画は、旧430SSB Mailing Listの時代から継続して実施されているイベントで、430SSBモードを運用する全国のアマチュア無線家を対象にしています。固定局でも移動局でも、自由に参加できます。

このイベントでは、自グループ参加各局と協力しながらスケジュール形式で各エリア間での交信を進めることになるので、各局との親交を深め、さらに珍しい運用地やはじめての運用地との交信を目指すことを目的としています。

また事務局ではスケジュールの詳細は決めず、各エリア内でダイナミックに運用して頂き、季節的なコンディションを期待して、スリリングなスケジュールを創造いたします。

各地の移動地は悪天候により事故や被害が予想されますので、安全に心がけ無理のない運用をしていただけます様お願い致します。
当日はスムーズな進行が出来ます様、各局のご協力をお願い致します。

発起人 JK8DGN 松本
須藤
スタッフ一 同

申し込み要領

第20回ダイナミックスケジュール

日 時:2024 年 8 月 31 日(土曜日)から 9 月 1 日(日曜日)
時 間:31 日、JST 12:00 から 1 日 JST 01:00 まで
1 日、JST 06:00 から JST 12:00 まで
申込締切: 8 月 27 日

下部に表示される「参加申し込み」ボタンから申し込んでください。なお申し込み後は、ボタンの表示が「申し込み内容編集」に変わります。
これにより、申込締切までは、入力した内容を自由に変更することができます。

また、参加申し込みには、いたずら防止のためDiscordへのログインが必要となります。
  1. Discordに登録済みの方
    表示される「ログイン」をクリックして、ログインの後、入力してください。
  2. Discordにまだ登録されていない方
    1. 可能であれば、左側メニューの上方にある「登録方法」を参考に登録し、430SSB.NETサーバーにご参加をお願いします。
    2. 都合により、今回Discordに登録されない場合には、お手数ですがDiscordの430SSB.NETサーバーに参加されている方を通じて代理登録を依頼してください。
      また依頼された方は、申し込みフォームの下段の「代理申し込み」ボタンから代理申し込み手続きをお願いします。
      今後430SSB.NETをご理解いただき、参加を検討願います。


実施要領

  1. 当日までの準備
    1. センター/サブセンターの決定
      スケジュール中の混乱を避ける為に、予め各エリア内で、センター・サブセンターを決めてください。
      当日までに決まらない場合は、スケジュール開始時に交信周波数に集合した際、参加局の中から自発的、または推薦でセンター・サブセンターを決めて下さい。
      この場合、無駄に時間を取らないようお願いします。
    2. メインコントローラー(中継局)の設定
      遠距離エリアとのスケジュールにおいて、中継局が必要と思われる場合には、あらかじめ両エリア間で相談のうえ、メインコントローラー局(中継局)を選び、その局長に依頼しておいてください。
      中継を依頼された局長は、可能な範囲でご協力いただく様お願い致します。

      参加各局は一部の方を除きDiscordに登録されています。
      したがって皆さんと連絡相談には、これを活用してください。
    3. 参加者一覧表の確認
      今回より参加者には運用地の6桁グリッドロケーターを入力してもらってます。
      これによりご自分の運用地から見た相手運用地の概略の方向と距離が表示されるようになりました。
      ただし周囲の状況や当日のコンディションにより、別の方向から入感する場合があるので、あくまでも参考として活用してください。
  2. スケジュール当日の運用について(スケジュール表は、後日掲載)
    1. スケジュール設定の考え方
      スケジュールは季節柄日本海ダクト、太平洋ダクトの可能性があるので、概ねライン上でのエリアスケジュールにしています。
      予め時間とエリアを区切って、おおまかにどの方面と交信するかライン上でスケジュールを組んでみました。
    2. スケジュール中の重複について
      スケジュール表で( )書きで記してあるエリアは、スケジュールがダブっているエリアです。
      どちらとも交信したいでしょうから予め2手に分かれて交信するも良し、センター局が中継役で留守番するも良しです、どうするかは各エリアセンター局と常に相談しながら臨機応変に決めて下さい。
    3. 交信開始についての判断
      どのエリア/参加局から交信を始めるかは、相手エリアとのビーム方向や当日のコンディションに依存しますので、メインコントローラーと各エリアセンターにお任せします。
      各エリアセンターは、メインコントローラーに連絡を取り、状況を確認の上相談しながら進めて下さい。
      DX が目的のひとつですから、遠い所からのトライを優先してください。
    4. 近隣エリアのスケジュール
      近隣エリアのスケジュールは組んでいません。
      交信を希望する場合には、相手参加局と時間・周波数を打合せの上、各自運用を行ってください。
  3. 周波数について
    1. 使用する周波数
      周波数は 430.210Mhz、430.250Mhz、430.330Mhz、430.370Mhz、430.410Mhz、の5波を使用しスケジュールを行います。
      センター・サブセンターは周波数(ゼロイン)をメインコントローラー局に合わせ、参加各局はセンター・サブセンターに周波数(ゼロイン)を合わせて下さい。
      ゼロインは、無線機のRIT機能を切った状態で、相手の音声が正常に聞こえる様に、メインダイヤルで周波数を調整します。
    2. 混信の恐れのある場合
      スケジュールに参加してない局が上記5波近傍に出てきた場合、エリアセンターはスケジュール交信を行っている旨を丁寧に説明し、気持ちよく周波数の移動に協力いただけるよう、あるいは臨時に参加してもらうよう丁寧な対応をお願いします。
  4. その他
    1. 珍市珍郡移動局又は、サービス目的の場合
      スケジュール以外の空時間には、積極的に運用し、サービスをお願いします。

      近隣や比較的近い移動局は出来るだけ相乗り運用をお願いします。

      一度も交信した事のない JCC・G に参加局が出ていたら、是非トライしてみてください。
    2. 単独運用する場合
      スケジュールを離脱して 独自に運用する場合は、上記5波に影響を与えない周波数を利用して運用して下さい。
      430.500Mhz以上は狭帯域データとの共用なので、それ以下の周波数が無用なトラブルを避けられると思います。
      なお、スケジュールへの出入りの際は、必ずセンター局にその旨伝えてください。
    3. CQ が同じ周波数でブッキングする場合は譲り合うか相乗りして運用いたしましょう。
    4. コンディションが良ければ良いほど混乱する事が考えられます。
      必ずセンターやメインコントローラーと相談し、その指示を受け入れ、運用する様にしてください。
    5. スケジュール内で時間が余ってしまう場合があるかも知れません。
      その場合は他のスケジュールへ行ってみるのも良いでしょう。DX局が聞こえて来るかも知れません。
      そのスケジュール内での交信が優先であることに配慮のうえ、センター局に声を掛け、センター局の了解のもとに交信に参加する事も良いでしょう。
    6. スケジュール時間内で、他エリア参加局から自エリア参加局向けへのお声掛けが複数重なる事もありますので、各エリアセンター局は状況を見ながらフォローをお願いします。
    7. 各エリアセンター局やメインコントローラー局が周波数を離れなければならない時は各エリアでフォローし合いながら交代して下さい。
  5. 安全について
    当然のことながら、ご自身の安全第一が最優先事項です。
    特に移動運用される場合は、現地での気象状況、その土地の状態、ご自身の健康状況をしっかり把握し、なんらかの懸念事項が生じた場合には、安全サイドで判断するようお願いします。

スケジュール表

Freq/Time No 430.210 430.250 430.330 430.370 430.410 430.450
No A B C D E F
**:**〜12:00 1 フリータイム
12:00〜14:00 2
4/3S/0
-
7E
-
6N/5
-
2E/1E
6S/(5)
-
3N/9/2N
2S/1W/(2E)/(0)
-
7W/8
-
14:00〜16:00 3
0
-
4/6N/(5)
2S/1W
-
7E
7W
-
9/(3N)/5/6S
2E/1E
-
3S
8
-
(4)/3N/2N
-
16:00〜18:00 4
1E/2E
-
8
7W
-
2N/4
3S
-
5/(4)/6S
(7W)/1W
-
6N
0/7E
-
3N/2S/9
-
18:00〜20:00 5
1E
-
7W/8
6N/4
-
3S/2S/1W
6S/5
-
3N/2N/9
-
(1W)/0/2E
-
7E
-
20:00〜22:00 6
7E/8
-
9/4/6N
6S
-
2E/1E
3S/2S/(2N)/(9)
-
7W
0
-
3N/(4)
2N/1W
-
5/(3N)
-
22:00〜24:00 7
1W/2E/(1E)
-
8
6S/3S
-
0/7E
9/(8)
-
5/6N
1E
-
4/3N
7W
-
(3N)/2N/2S
-
24:00〜01:00 8
1E/1W/2E/2S/2N CQ
3S/3N/5 CQ
9/0 CQ
7E/7W/8 CQ
6N/6S/4 CQ
01:00〜06:00 9 フリータイム
06:00〜08:00 10
1W/2E/0
-
7W/8
-
6S/5
-
(1E)/3S/2S/(2E)
1E
-
7E
6N/4
-
3N/9/2N/(1W)
-
08:00〜10:00 11
0/7W
-
3N/4/6N
-
1E
-
2S/3S/9
8
-
2N/(4)/5/6S
1W/2E/(1E)
-
7E
-
10:00〜12:00 12
0
-
(5)/4/6N
1E/2E
-
7W
7E
-
2N/(9)/5
3S/3N/(2N)/9
-
8
1W
-
(3S)/2S/6S
-
12:00〜14:00 13 フリータイム
スケジュール表で( )書きで記してあるエリアはダブっているエリアです。例えば、表のNO10のAとEでは1Wがダブってますし、CとDでは1Eがダブっています。
どちらとも交信したいでしょうから予め2手に分かれて交信するも良し、センター局が中継役で留守番するも良しです、
臨機応変にどうするかは各エリアセンター局、メインコントローラー局と常に相談しながら決めて下さい。
例えば、NO10のAとE、CとDの1Wと1Eはエリアセンターを2人必要とするかも知れません、その場に応じて各エリアで決めて下さい。
1Wの局がEブロックで交信を終えAブロックへ戻って来られた時に、どういう状況になっているかが解らないと思います。
戻って来られたら速やかにセンターへ戻った事を知られて下さい。センター局は隙間を見て状況を説明してあげて下さい。
8 月 31 日 JST 00:00 ~ JST 01:00 フリーの一環、纏まって各エリアからのCQ タイムとします。
01:00 ~ 06:00 の間は、休まれる局長は休んで下さい。
食事は時間の合間をみて各局自由にお取り下さい。
9 月 1 日 JST 12:00 をもって、スケジュールは終了します。なおコンディションが良ければ、交信できなかったエリアに連絡をとり、再度トライするのも良いでしょう。
楽しい時間を過ごしていただきたいと思います。

臨機応変にゆったりとスリリングな DX を楽しみましょう。
では、よろしくお願いします。