いつものように作務衣をまとい 「おかあちゃん、又、お世話になります」
と変わらぬ笑顔で挨拶を下さいました。看護師で無線仲間でもある崎長さんを伴って来ている以外は、なんら変わりない、いつも通りの桑田さんでした。
この会の人数の集まりが思わしくないことに心を砕かれ、名称を変えられたり、又、パンバイキングを企画してパンの手配までも買って出てくれたことなど、この会に寄せる深い思いと私共の営業のことまでご心配していただき、並々ならぬ人への思いやりのある方だと尊敬致しておりました。又その思いに触れるごとに、申し訳なく胸が熱くなりました。
ジョッキ片手に病状を 「経過はすこぶるよくてお医者様もびっくりしている」
と嬉しそうに話しておられました。そして、それが、そのまま明日へと繋がって行ってくれると思っていましたので平成22年12月31日の訃報は信じられませんでした。
スキー一式を 「来年まで預かっておいて」 と言葉を残し、トレードマークの作務衣と下駄をはいて帰っていかれました。。
本当にありがとうございました。
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